CO2 の削減や電気代などの経費節減には「エアー漏れ対策」が有効です。
配管及びリールなどのエアー漏れ対策を実施して、コンプレッサの無駄な運転を防ぎましょう。
また、コンプレッサのメンテナンス不良は電気消費量の増大や思わぬ事故につながりますので、専門家による定期点検の実施をお勧めいたします。
自動車整備業界におけるCO2削減の取り組み
自動車整備業界ではCO2 排出量を5%削減することを目標に掲げており、エアー漏れ対策や節電、節水などの省エネ活動が行われています。
このうちエアー漏れの対策については、整備業界全体がエアー漏れをなくすことで業界排出量の1%に相当する1 万8 千トンのCO2 を削減できると見込んでいます。
工場内のエアー漏れ点検
1. エアー漏れが発生しやすい箇所
- エアー配管/ホース接続部
- ドレンセパレータ/エアーフィルタ/レギュレータ/バルブ
- リール本体/ホース/カプラー
- その他(整備機器のシリンダ/ソレノイドバルブなど)
2. エアー漏れ量の目安と年間損失電力費の目安
3. エアー漏れの点検
※工場内を巡回してエアー漏れの発生箇所を確認し、その数を記載して損失を計算してみましょう。
〔エアー漏れは部品交換や補修で止めることができますので、販売店へご相談ください。〕